CYCLOPS
サイクロップス


本名スコット・サマーズ。アラスカはアンカレジの生まれ。ミュータント・ヒーローチーム、X-MENのリーダー。両眼から強力な破壊光線オプティック・ブラストを発射する。
幼少時に遭遇した飛行機事故の結果、脳に障害ができ、オプティック・ブラストを自分の意志で制御することができなくなった(基本的には、常に眼から出っ放し)ため、ルビー・クォーツ製のバイザーまたはサングラスを常時着用(就寝時にも)。最初に眼からビームが出たのは10代の頃。ミュータントパワーというのは生まれつき備わったものを言うらしく、それがどこかのタイミングで発露してはじめてミュータントと呼ばれるわけですな。だからX-MENらと同じ世界に住んでいるハルクなどはミュータントではないわけです(ハルクは新兵器ガンマ爆弾の実験中に多量のガンマ線を浴びた結果、あんな人になりました。普通は死ぬだろ、とかそういう野暮なことは言いっこなし)。
非常に生真面目で責任感が強い反面、融通が利かない性格でもあり、暴れん坊のウルヴァリンとはよく衝突する。
ま〜た飲み過ぎたわ。イテテテ かつてストームと、リーダーの地位を巡って決闘したこともあり。モヒカンだったストームに結局サイクロップスは負けるのだが(メガネを取られて。いじめられっ子じゃないんだから)。ジーン・グレイといい仲で、95年には結婚。自分より歳が上の息子がいる(いろいろ面倒くさい事情がありまして)。
弟はこちらもミュータントのハボック。政府直属のミュータントチーム、Xファクターを率いていたハボックは最近飛行機事故で死亡も、その肉体は死の瞬間にパラレル・ユニバースに飛ばされており、ということはまだ生きている(ということで何とか納得してください)。
なお最近のサイクロップスだが、ミュータントによる人類支配を目論む魔人アポカリプスとの最終決戦において、新しい肉体を求めるアポカリプスとムリヤリ融合(ほんとはサイクロップス狙いではなかった模様)、時空の彼方に消えた(なんで。まァそのうち帰ってくるだろうから、読者も含めて誰も心配してないのが実情ですが。





映画でサイクロップスを演じるのはジェームズ・マーズデン26歳。あまり聞かない名前ですが、確かに実写版X-MENが初めてのデカい映画のようですな。噂の段階ではエドワード・ノートン(ファイト・クラブでおなじみ)、ビンス・ボーン(リメイク版『サイコ』、98年でノーマン・ベイツ役)、あとは『シン・レッド・ライン』(98年)で主役級なのにずーっとボンヤリしてたジム・カヴィーゼルとかの名前が浮かんでは消えた。こうやって見るとどこか押し出しの弱い優男系の兄ちゃんが候補にあがってたようです。それで決定したこのジェームズ・マーズデンもなかなかのパッとしなさ。まァリーダーなのに押し出しが弱い、なんで、というところがサイクロップスの肝であるからして、そういう意味では非常によく判ったキャスティングであるといえましょう。まァ、もしメジャー俳優がキャスティングされたら「顔が出ないのはイヤだも〜ん」てなことで映画が始まるなりメガネ外しっぱなし、というおまえマンガと全然違うじゃねえか!どこがサイクロップスなんだ言ってみろコラァ!という、まるでスタローンの『ジャッジ・ドレッド』(95年)みたいなことになってしまうので、全然問題ないんであります。しかし目元も出せないのにちゃんと七三に分けてなかなか偉いよ、ジェームズ・マーズデン26歳。これで売れて、ビシッと顔が出せるようになるといいですな。

キャスト紹介にもどる
ダイヤルXをまわせ!にもどる