PROFESSOR X
プロフェッサーX


本名チャールズ・フランシス・エグゼビア。DNA工学の世界的権威。
まだ少年の頃、テレパシー能力が発露。それでハゲた。18歳でオクスフォード大学の大学院を卒業(そのころ既にハゲ)。世界最強のテレパスである。
人類とミュータントの平和共存を願い、若きミュータントたちを正しく導くために「XAVIER'S SCHOOL FOR GIFTED YOUNGSTERS」を創立。まだティーンエイジャーだったジーン・グレイやサイクロップスをスカウトした。同時に、ミュータント・テロリズムと闘う正義のミュータントチーム、X-MENを組織。頭はハゲるし車椅子だし、という、見てからがすでにかわいそうな人だが実際非常に苦労人で、両親とは死別、育ての親からは冷たくされ、義理の弟はこんな人、女には捨てられ、その女との間にできた子は発狂した末に死亡、おまけに半身不髄。これはチームの結成前に戦った宇宙人の仕業。それも何度か治るんだが、その度にまた半身不髄になるという、これでは完全に嫌がらせとしか言いようがない。さらに若き日に出会い、マブダチだと思っていたマグニートーは全人類に宣戦布告するし、しかも自らの理想である「人類とミュータントの平和的共存」はなかなか理解してもらえず、まァこれでよく何もかも嫌にならないもんだと思う。実に立派な人物である。
(と思ったら、いくら何でもストレスが溜まりすぎたのか、一度悪の化身オンスロートとなって全人類抹殺を計画した。人間、やはりどこかで息抜きは必要なのだろう。X-MENやマーヴル・ヒーローたちの決死の努力で救い出されるが、その後は暫く政府の監視下に置かれていた)


映画版プロフェッサーXですが、ご覧の通り本物です。以上!
まァそれぐらいこのピカード、いやパトリック・スチュアートがハマリ役ですな。ってまだ、映画見てないですが。でもこの人をおいて他にはいまい、というのは世界中の皆さんが思っていたはず。とにかく『新スター・トレック』のピカード艦長でお馴染みであります。実際、映画版X-MENの企画が持ち上がってから、各キャラクターのキャスティングにそれは様々な俳優の名が浮かんでは消えたんですが、ことプロフェッサーXに関しては最初からパトリック・スチュアートでほぼ固定だった。というのも昨今、ハゲ俳優といえばこの方ぐらいしか思い浮かばないからなんだが。そうだったのか!そういえば最近ハゲ俳優って見ませんね。昔はユル・ブリンナーとかテリー・サバラスとかドナルド・プレザンスとかいましたが。ドナルド・プレザンスってツルッパゲだったっけ…まァX-MENの原作なんか読んでる限りではプロフェッサーXってユル・ブリンナーに近いんですがね、目つきの鋭さとか。ピカードだと少々いい人っぽすぎるか。まァ亡くなった人のことを言っても仕方ない。そういうわけでハゲといえばこの方、パトリック・スチュアートでございます。まァいい人っぽいとはいえ、この人もピカード以外だと結構悪役が多かった。『スペース・バンパイア』(85年)の変態病院長とか。記憶に新しいところではメル・ギブソンの『陰謀のセオリー』(97年)とかにも出てました、悪役で。まァこのプロフェッサーXがピカード艦長に次ぐ当たり役になりそうな気配であります。しかしハゲ俳優、ということを考えると、日本というのは実にハゲの宝庫ですよお客さん。金子信雄、殿山泰司、田中小実昌、山本小鉄、ストロング小林、キラー・カン、ジョー樋口、井手らっきょ…物故者とプロレスラーと色物しかいないのであった。そうじゃなくて日本人でも外人でもハゲはもっといるだろ!というお客さんは掲示板のほうに書いといてくださいませ。なんだか完全にハゲの話になってしまった。まァ、人生ケガないのが一番ですよ!ダーッハッハッハッハッ!すんまへん

キャスト紹介にもどる
ダイヤルXをまわせ!にもどる